Yesterday Today Tomorrow〜昨日 今日 そして明日へ・・・

直井里予とその仲間たちが日々出会ったもの・ことを綴るブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「タイ洪水」の中で

10月中旬の帰国予定でしたが延び延びに。
この間、洪水にはヒヤヒヤさせられましたが、
なんとか無事バンコクを発ちアメリカへ渡ったレーダ君
『OUR LIFE 2』の主人公ダラツー君のお兄ちゃん。
予定より出発が一ヶ月も延びてしまいましたが、
彼と過ごした時間はかけがえのないものに。
難民キャンプを出発前の映像、
早くアメリカに届けられたら、と思います。
家族揃って暮らせる日がまたくることを願いながらー。

レーダ君をスワンナプーム空港まで見送り
『バンコク物語(仮)』の撮影入り。
チャオプラヤー川流域を上空から撮影しながら
想像以上の広域な洪水の被害に目を疑い、
何度もレンズをチェック。
バンコク市内も一部の地域で浸水がはじまり
郊外への道は渋滞になり中心街はガランと
ビル駐車場や高架道路には車がズラリ
飲料水や保存食品などが品薄になり価格も高騰。

政府の判断や発表があやふやだと不安になるのは確かだし、
「厳戒態勢」「危機的状況」などとマスコミの表現が
誇張になりがちになるのも分からなくはないのですが、、、
バンコクの路地裏では洪水の中も日常がしっかりと。
M夫さんもM子さんも元気に過ごしています。
メディアで連日報道されているバンコク近郊は
工業団地だけでなく農地も大変な状況。
一日も早く事態が収束するよう願うばかりです。

さて気がつけばもう11月。
授業を一ヶ月以上も休んでしまった上に
月末のゼミ発表の準備もこれから・・・。
今週末には帰国し大学で詰め込み開始予定です。
24時間研究三昧の院生室の皆に見習って
私も年末まで集中して一気に!?
ゼミの皆さん、同期の皆さん、
後期もよろしくお願いしますね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下、バタバタしていてブログ更新が遅くなってしまいましたが、大学関係者などから教えて頂いた情報サイトの中から一部抜粋です。
(1)Google 洪水情報マップ
http://maps.google.com/maps/ms?msid=209122982602691649544.0004afd9c58ca4d0e76ba&msa=0
(2)各道路に沿って生じた洪水の水位(タイ語)
http://dds.bangkok.go.th/Floodmon/
(3)在タイ日本大使館ウェブサイト 
http://www.th.emb-japan.go.jp/ 
(4)Travel vision(日本語)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=50994

ブIMG_3724_convert_20111102132938
(冠水で閉鎖中のドンムアン空港)
スポンサーサイト

エイズ孤児たちのもとへ

3月11日。
荷物を抱え電車で成田へ移動中でした。
以前住んでいた小田急線の某駅を出た瞬間。。。

それから5ヶ月。
やっとのことで届けられた地元ひたちなか市の近所の方々から預かっていた寄付金と書籍版『アンナの道』の収益の一部。

「昨日 今日 そして明日へ・・・」のひたちなか市での上映会で1000人を超える方々が購入してくださったチケット。その売上金の一部は、映画の舞台であるチュン郡の国立病院へ寄付しましたが、今回はタイの財団法人「農業および職業訓練センター」に寄付し、パヤオ県のエイズ孤児たちのために使って頂くことになりました。

アンナさんの娘、ジップも実の父親をエイズで亡くした一人です。
母親といつも一緒にチュン病院のデイケアーセンターに通っていたジップ。幼き頃から、将来は
「看護師になってお母さんのような人を助けたい」
と語っていました。
今年、看護系の大学に無事入学。
その夢への第一歩を踏み出しました。
これから4年間。バンコクで勉学に励む日々が続きます。

寄付金の一部は、ジップの学費に当てて頂くことになりました。
ひたちなか市のみなさん、本を購入してくださった皆さん、ありがとうございました。

ジップの学費のために、朝4時から働きづめのアンナとポム。
アンナにHIV薬の抗体ができてしまい、CD4が100前後までに下がってしまいました。今も寝込みながらの生活を送っています。それでも、3.11以降毎日のように電話をくれたアンナ。アンナさんのお母さんは2ヶ月間、毎日お寺に足を運んでくれていたそうです。

「支えあう心」というものを教えてくる学び場パヤオ。
いつまで経っても変わらぬ第二の故郷です。

『ブンミおじさんの森』

東京の居候家々に戻り、置いて貰っていた荷物をそれぞれ整理中。
ダンボール10箱以上の荷物で身体中が筋肉痛。
(なんて、図々しくお世話になりながら、、、。
長い間ありがとうございました!)
後は荷物を新しい住居に送るだけ。やっと一息ついて
久々にふらっとTVをつけてみると、、、

19歳の少年に対しての酷な報道ぶりに悲しくなった。
「大学機関・教育というものは一体何なのか」
こういう時にこそ報道側は冷静になって考え
発信していくべきなのに。。。

マスコミ批判をはじめるとキリがないので
TVをOFFにして今週末は久々に映画館へ。
3/5(土)渋谷のシネマライズにて、いよいよこの映画が公開!
『ブンミおじさんの森』
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督。

boonmee_240_80.gif

予告編は『OUR LIFE』の編集でお世話になった秦岳志さんが制作。
詳細はタイの映画のことならこの方、白田麻子さんのブログ。

タイに12年間も滞在したのは、
彼のようなタイの映画監督たちの存在も大きかった。
本当に色々なことをタイ映画からは学べるので、
何度も何度も、彼らの映画を繰り返し観た。

アピチャッポン、1970年生まれ。同世代。
彼の映画に表現されているように、穏やかな口調の彼。
優しさだけでなく、そこには力強い何かが潜む。
これから制作される映画もますます楽しみです。

さて、あとちょっとしたら3ヶ月ぶりタイへ。
2週間という短い期間ですが、
12年間分の膨大な荷物をまとめ、
お世話になった方々へ挨拶をして、
そしてバンコクでの最後の撮影へと入ります。

16年の時を経て~タイ騒乱をみつめる~

1993年、日本でコメ不足が続き、タイ米の緊急輸入措置対策がとられた(参考記事)。 輸入開始後、当時国際問題の記事が豊富だった雑誌AERAに、タイ米騒動に関する記事が掲載された。タイトルは「日本にガッカリ~タイ米たたきに思う」(1994年3月23日号)。

「日本のメディアの報道や、人々の反応を見ているうちに、タイ人の一人として悲しくなった。(中略)タイ米バッシングが続いているが、日本にいるタイ人は、自分たちのコメ、文化に対する誇りをふみにじられる気持ちを抱いている。私自身、日本の表面的な報道には失望させられた」

この記事を、それ以来、ずっとお守りのように、手元に置いて持っている。「メディアとステレオタイプ」「人の固定観念がどう形成され、解体するのか」という研究テーマは、大学時代から今も変わらない。今、こうして、タイでドキュメンタリー映画製作しているのは、この記事が一つのきっかけだったのかもしれない、、、と今、振り返ると、ふとそんなことを思う。

この記事を書いたジャーナリストに、16年の時を経て、バンコク郊外で会えることになった。

ビエングラット・ネティポーさん。1967年、バンコク生まれ。タマサート大学院卒。93年から京都大学に留学。現在、チュラロンコン大学(タイ政治)の准教授。

今回のタイ騒乱に関して、彼女から色々な話しを聞いてきたいと思う。政府派の友人側からしかまだこの状況をとらえていないわたしが、直接タイ騒乱の状況を批評することは、今はまだできない。10年前に半年ほど居候していたクロントイスラム。この場所にもまた足を運び、住民たちから話しを聞いてきたいと思う。これから、色々な人にインタビューを重ね、表面的なものではなく、タイ社会を深く見つめたい。作品として完成するには数年かかると思うが。。。(日本人コミュニティーを通して描く「バンコク物語」は、又別に来年完成予定です)

ビエングラットさんのインタビューと今回の騒乱の映像などをまとめたショートリポートは、↓
5月26日(水)BS11 「INside Asia」午後10時~放送予定です。(当日、バンコクから電話出演予定です。)

直井(バンコク)

バンコクの情報に関して。

19日早朝からタイ政府の治安部隊による、デモ隊の強制排除がはじまりました。今後、緊急情報が何か入りましたら、Twitterの方でUPしていきます。
直井(バンコク)

(追記:これまでのTwitter↓タイ時間5月21日11:08AM現在)
高速にのって、アリーの編集スタジオからトンローへ。バンコクの街中、煙が立っている所がまだ数カ所。途中、生ビールを一杯ごくりで、帰宅なう。21時~早朝5時までの夜間外出禁止令、身体にはよいかも。今夜は、タイ騒乱関連からは一時離れ、新作の字幕作業に集中しよう。締め切り間近でやばし~。
約15時間前 webから

夜間外出禁止令が出たバンコク市内、タクシーが全く捕まらず、バイクで帰宅なう。目の前にあるチャンネル3の建物は、真っ暗状態。スクムビット36、何だか外からの電話が通じないらしい。こちらからの通話はOK。郊外の友人宅へ脱出するかどうか今検討中。スタジオに今日も通えず編集終わらない。
7:19 PM May 19th webから

@surinzoo sukumvit24 停電大丈夫ですか?
4:21 PM May 19th Twitter for BlackBerry®から surinzoo宛

cosicosi1963
(バンコク発)暴徒化したタクシン派の抵抗は各地で続いています。コンケンやウボンなどの県庁庁舎がが放火されたほか、バンコクのテレビ局、映画館、ショッピングモールの襲撃や放火などが伝えられていまます。#ThaiRedJ
3:16 PM May 19th HootSuiteから あなたと8人がリツイート

@cosicosi1963 スクムビット22のクインズパーク華頂から撮影中です。バンコク市内あちこちで煙りがあがってます。
2:26 PM May 19th Twitter for BlackBerry®から cosicosi1963宛

タイ軍装甲車、デモ隊占拠地区を突破 http://bit.ly/bClGn6。取材、くれぐれも気をつけて。緊急情報が何か入ったらUPしてください。RT @pakeita 強制排除。
9:06 AM May 19th webから

thaihyper 大使館からの緊急メール「タイ政府より、本日、軍が行動するので、封鎖地域や衝突地域周辺に住む人々は、屋内にとどまるようにとの緊急連絡がありました。屋内にとどまり、テレビ等により情報の入手につとめて下さい。サラデーン方面に装甲車が出ていることが確認されています。」 #ThaiRedJ
8:08 AM May 19th HootSuiteから
あなたと1人がリツイート

クロントイにいます。
5:58 PM May 17th Twitter for BlackBerry®から

Jean_bkk
プラティープ女史、ラーマ4世通り通行車線の明け渡し要求を拒絶。クローントゥーイのステー上からラーチャプラソンは危ないからこちらに集結するよう呼びかける。既に雨よけの屋根も設置済み。 http://bit.ly/bgzTeb #ThaiRedJ
5:46 PM May 17th TweetDeckから
あなたと2人がリツイート

Jean_bkk
本部、11時の特別放送の中で15:00までの退去を勧告。自主退去する者には安全に帰郷するための便宜を提供。会場内に残る者は2年の刑が下される違法行為を侵しているだけでなくテロリストにより負傷、死亡させられる危険にさらされることになる。 #ThaiRedJ
11:57 AM May 17th TweetDeckから
あなたと8人がリツイート

バンコク、スクムビット36、停電入りなう。携帯止められたら、脱出しないと。。。
12:37 AM May 15th Twitter for BlackBerry®から

バンコクのスタジオで、新作の日英字幕作業入り。今週末は、、、。 /タイ軍、反政府勢力が占拠しているバンコク中心部に装甲車を派遣へ→http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-15289320100513
2:21 PM May 13th webから

Jean_bkk
平和維持本部、13日18:00からラーチャプラソンの包囲を開始 - 実弾使用を許可 | http://bit.ly/bmXjtw #ThaiRedJ
1:46 PM May 13th TweetDeckから
あなたと3人がリツイート

HomeNext ≫

プロフィール

chestpass

Author:chestpass
直井里予(なおいりよ)
1970年生まれ。博士(地域研究)/映像作家。京都大学東南アジア研究所機関研究員(2015年4月〜)。龍谷大学非常勤講師(2016年4月〜)。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程修了。1998年からアジアプレスに参加し、ドキュメンタリー映画『昨日 今日 そして明日へ 』(2005)や『OUR LIFE』(2010)などを制作。2011年から京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科に編入学し、『昨日 今日 そして明日へ2(第一部 アンナの道 ・完全版、第二部 いのちを紡ぐ) 』(2013)を製作。現在、ビルマ難民映画『OUR LIFE 2~夢の終わり(仮)』と『バンコク物語(仮)』を制作中。書籍に『アンナの道~HIVとともにタイに生きる』(岩波書店)がある。
Contact: info@riporipo.com

→公式ホームページ

シェア

naoiriyoをフォローしましょう

リンク

TWITTER

直井のつぶやき

カテゴリ

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。