映画の故郷(山形にて)
釜山の上映を終え、今また再び山形に戻ってきました。
山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品した中国と日本の監督たちが、映画祭創設の提唱者・小川紳介監督ゆかりの地、古屋敷村で開催されている「日中映画道場」に参加しています。

釜山国際映画祭では、山形同様、上映後のQ&Aが長く続きました。撮影過程を聞かれることが日本ではよくありますが、やはり韓国の若い世代の方たちも、制作段階において、主人公たちと人間関係をどう築いていくのか、関心があるようでした。「母の物語」だと知り、お母さんを連れて映画館に足を運んでくれたお客さんもいました。そんな親子が肩を並べて会場を後にする姿を見ながら、温かさに包まれました。
映画祭で出会った各国から釜山を訪れた監督たち。毎晩、パーティーをハシゴし、おいしいお酒と料理を食べながら、深夜まで映画を語り合いました。映画を作り続けていれば、必ずどこかでまた会える。再会を祈りながら、帰路に着きました。
そして、また山形へ…。ここは私にとっての映画の故郷であると同時に世界一高いエベレスト山。ヤマガタでのインターナショナル・コンペティション部門出品――、今は眺めているだけのその山に昇れる日は、いったいいつの日になるか分からないけれど、目標とするその山は、どっしりといつまでも、じっと動かず待っていてくれるはず。道を踏み外さずに一歩一歩、前を向いて歩き続けるだけ。今日から又ゼロからのスタートです。
直井
山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品した中国と日本の監督たちが、映画祭創設の提唱者・小川紳介監督ゆかりの地、古屋敷村で開催されている「日中映画道場」に参加しています。

釜山国際映画祭では、山形同様、上映後のQ&Aが長く続きました。撮影過程を聞かれることが日本ではよくありますが、やはり韓国の若い世代の方たちも、制作段階において、主人公たちと人間関係をどう築いていくのか、関心があるようでした。「母の物語」だと知り、お母さんを連れて映画館に足を運んでくれたお客さんもいました。そんな親子が肩を並べて会場を後にする姿を見ながら、温かさに包まれました。
映画祭で出会った各国から釜山を訪れた監督たち。毎晩、パーティーをハシゴし、おいしいお酒と料理を食べながら、深夜まで映画を語り合いました。映画を作り続けていれば、必ずどこかでまた会える。再会を祈りながら、帰路に着きました。
そして、また山形へ…。ここは私にとっての映画の故郷であると同時に世界一高いエベレスト山。ヤマガタでのインターナショナル・コンペティション部門出品――、今は眺めているだけのその山に昇れる日は、いったいいつの日になるか分からないけれど、目標とするその山は、どっしりといつまでも、じっと動かず待っていてくれるはず。道を踏み外さずに一歩一歩、前を向いて歩き続けるだけ。今日から又ゼロからのスタートです。
直井
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