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Yesterday Today Tomorrow〜昨日 今日 そして明日へ・・・

直井里予とその仲間たちが日々出会ったもの・ことを綴るブログ

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16年の時を経て~タイ騒乱をみつめる~

1993年、日本でコメ不足が続き、タイ米の緊急輸入措置対策がとられた(参考記事)。 輸入開始後、当時国際問題の記事が豊富だった雑誌AERAに、タイ米騒動に関する記事が掲載された。タイトルは「日本にガッカリ~タイ米たたきに思う」(1994年3月23日号)。

「日本のメディアの報道や、人々の反応を見ているうちに、タイ人の一人として悲しくなった。(中略)タイ米バッシングが続いているが、日本にいるタイ人は、自分たちのコメ、文化に対する誇りをふみにじられる気持ちを抱いている。私自身、日本の表面的な報道には失望させられた」

この記事を、それ以来、ずっとお守りのように、手元に置いて持っている。「メディアとステレオタイプ」「人の固定観念がどう形成され、解体するのか」という研究テーマは、大学時代から今も変わらない。今、こうして、タイでドキュメンタリー映画製作しているのは、この記事が一つのきっかけだったのかもしれない、、、と今、振り返ると、ふとそんなことを思う。

この記事を書いたジャーナリストに、16年の時を経て、バンコク郊外で会えることになった。

ビエングラット・ネティポーさん。1967年、バンコク生まれ。タマサート大学院卒。93年から京都大学に留学。現在、チュラロンコン大学(タイ政治)の准教授。

今回のタイ騒乱に関して、彼女から色々な話しを聞いてきたいと思う。政府派の友人側からしかまだこの状況をとらえていないわたしが、直接タイ騒乱の状況を批評することは、今はまだできない。10年前に半年ほど居候していたクロントイスラム。この場所にもまた足を運び、住民たちから話しを聞いてきたいと思う。これから、色々な人にインタビューを重ね、表面的なものではなく、タイ社会を深く見つめたい。作品として完成するには数年かかると思うが。。。(日本人コミュニティーを通して描く「バンコク物語」は、又別に来年完成予定です)

ビエングラットさんのインタビューと今回の騒乱の映像などをまとめたショートリポートは、↓
5月26日(水)BS11 「INside Asia」午後10時~放送予定です。(当日、バンコクから電話出演予定です。)

直井(バンコク)

≪ タイ人の創造性。ホームバンコクの情報に関して。 ≫

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直井里予(なおいりよ)
1970年生まれ。博士(地域研究)/映像作家。京都大学東南アジア研究所機関研究員(2015年4月〜)。龍谷大学非常勤講師(2016年4月〜)。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程修了。1998年からアジアプレスに参加し、ドキュメンタリー映画『昨日 今日 そして明日へ 』(2005)や『OUR LIFE』(2010)などを制作。2011年から京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科に編入学し、『昨日 今日 そして明日へ2(第一部 アンナの道 ・完全版、第二部 いのちを紡ぐ) 』(2013)を製作。現在、ビルマ難民映画『OUR LIFE 2~夢の終わり(仮)』と『バンコク物語(仮)』を制作中。書籍に『アンナの道~HIVとともにタイに生きる』(岩波書店)がある。
Contact: info@riporipo.com

→公式ホームページ

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