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Yesterday Today Tomorrow〜昨日 今日 そして明日へ・・・

直井里予とその仲間たちが日々出会ったもの・ことを綴るブログ

HPトップページリニューアル!

映画公式HPのトップページがリニューアルされました!3年ぶりのリニューアルになります。映画HPトップページ→www.riporipo.com

『アンナの道〜私からあなたへ・・・』は10月30日から年末にかけて、西安、天津、広州、大連などでの巡回上映がはじまります。
『OUR LIFE2ー故郷(仮)』の方はトヨタ財団から助成を頂けることになり、10月下旬に開催される贈呈式に参加後、11月からビルマ国内〜アメリカでの撮影を開始の予定です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

*新作のHP公開、プレスリリースは11月上旬予定です。

「新年のご挨拶」〜お薦めのイベント(京大シンポジウム)・映画のご案内〜

初詣で忙しく(なんせ、ここはお寺に囲まれた地、京都。お賽銭いくらあっても足りません)、今週に入りやっと年賀状を出したり年賀メールを送ったり、の年始です。来年こそは元旦中には終らせたい。(と、いつも誓いだけ、、、笑)と、早くも反省からはじまった新年ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

京都に移り住んでもうすぐ2年。今年はいよいよ最終学年入りなので、ダッシュで博論書き上げなきゃ、という時期なのですが、未だ近所の路地裏を歩くだけでもウキウキ修学旅行気分の日々。こんなんで博論大丈夫なのかな〜と人ごと気分(笑)なのですが、新作映画制作の方は昨夏から本格的な編集作業に入りました。

まずは先入観が崩れた場面の映像を中心につなぎあわせての構成。感覚的に繋いだものを言語化しながら、理論的な構成になっているか確認しながらの再構成〜編集作業。
「どうしてそこで切るの?繋げるの?」
「記述できないのはなぜ?」「それは、これは、あれは?」
と、ディスカッションを重ねながら繋ぎ直しを何度も繰り返し続けているうちに、ある日突然、思ってもいなかったシーンがふんわり〜と輝きをもって浮かび上がり、全ての映像がつながりはじめる。その瞬間がわたしにとっての「作品誕生日」。完成した時には又違った構成になっているかもしれませんが、でも誕生の瞬間時のその「発見」が、結局映画全体のメッセージになるのだと思います。が、どうでしょう・・・。先日、そんな瞬間が来た!!ような気がして真夜中に興奮メールをディスカッションに付き合って頂いている方々へ出してしまった私ですが、、、笑。

大学の方では、年明け早々シンポジウムや研究会などが頻繁に行われています。今週末はアジアプレスの大先輩、ネパールで取材活動を続ける小倉清子さんが来校〜講演です。12日は別会場で主指導教授の講演などもあるので、うまく両方参加できるといいのですが、、、。

以下、年明けおすすめの「イベント・映画」のご案内です。
〈京大シンポジウム〉
(1)「アジアの市民社会と国家の間――民主主義は有効か」
日時:2013年1/12(土)、13(日)場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室。
詳細はこちら→http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/event/?p=1158
(2) Kyoto-Cornell Joint International Workshop on Trans-national Southeast Asia:Paradigms, Histories, Vectors 
11-12 January 2013 Rakuyu Kaikan, Kyoto University
詳細はこちら→http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/seminars/latest-seminar-list_en.html

今月は中東、アフリカ地域関連のシンポも多し。毎日おくられてくる大学からのML、全部ちゃんと確認できてないのですが、以下のHPに一部情報のってます↓。
アフリカ関連→http://www.africa.kyoto-u.ac.jp/
中東関連→http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/

〈映画〉
(1)『ビラルの世界』http://www.ddcenter.org/bilal/第七藝術劇場(大阪)にて11日まで!冒頭シーンからラストシーンまでビラルの表情にくぎづけになることは間違いありません。京都の皆さんも急いで大阪へ!
(2)来月2月はいよいよ京都みなみ会館で『阿賀に生きる』16mmニュープリント上映!大学のゼミ仲間たちを誘って観にいく予定です。楽しみ!http://kasamafilm.com/aga/

国境にて〜悠々として急げ〜

国境です。
といってもいつものビルマ(ミャワディ)ではなくラオスです。
来タイして早いもので一ヶ月。滞在延長のためラオスへ出国。
チェンコーンという国境の町にきています。
悠々と流れ行くメコン川。見飽きることがありません。
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4年ぶりに北タイでの撮影『アンナの道』の続編制作に入りました。この一ヶ月間、撮影は一気に進み(出だしは思いっきりこけましたが、事情は後程ゆっくりと、笑)、なんとか順調に映画制作は進んでいますが、早朝4時から夜まで働き詰めのアンナさん、そして隣町でゴム園を経営するHIV感染夫妻の撮影で、全身筋肉中です。やっぱり年ですね〜〜(泣)。それでもやっぱり撮影は好きだから、カメラは手放せない。
これから、アンナの娘のジップの戴帽式に出席のためアンナ一家とバンコクへ。四年生看護大学に入学したジップもいよいよ病院での実習へと入ります。すっかり大人になったジップ、お楽しみに!

週末からはビルマ国境に移動し、難民キャンプ撮影に入ります。ダラツー君、第三国定住のアメリカ行きを決意しているでしょうか。
友だちのほとんどがキャンプを去る中、クラスでキャンプ生まれはダラツー君のみに。流れにのれない彼。結果、というかだからこそ、主人公にはぴったりのキャラクター。完成までには時間がかかりそうですが。。。でも難民キャンプはきっと2、3年内に—。

北タイHIV『アンナの道2(仮)』も『バンコク物語(仮)』も前向きなラストカットをイメージしていますが、『OUR LIFE2〜故郷(仮)』はあまりポジティブに考えられずにいます。
前作では、「民主化」、「正義」、「人権」という言葉がどのようにカレンの国内外の活動家たちに使われているか、「援助」とはどうあるべきか、などをテーマに「なぜ戦いが終わらないのか」ということを表現しましたが、例えば、こういう記事(事態)→ミャンマーの民主化活動家、ロヒンギャ族への支持を拒否をビルマ民主化活動家たちを支えている方々はどう考えるのか、、、。
目先の現象だけにとらわれていたら、ビルマ問題はいつまでたっても収束しない気がします。
そして気になるのはやっぱり今夜のアメリカ大統領選挙。

いつだって、明日どうなるかなんて分からない。
だから、やっぱり「悠々として急げ」(開高健)なのでしょうね。
メコン川のほとりにくると不思議にいつもふと思い出す言葉です。

「別れ、そして旅立ち~第三国定住へ」

「レーダ君の出発、今月27日に決まりましたよ!」
難民キャンプの通訳Jさんからの国際電話。
こんなに早く彼が難民キャンプを去る日が来るとは、、、。
9月下旬~10月中旬の日本での予定をキャンセル、
急きょタイービルマ国境へ向かうことに。

アメリカへ旅立つことになったレーダ君20歳。
弟おもいの優しさ溢れるダラツー君のお兄ちゃんでした。
撮影時もいつもカメラバックや三脚を持ってくれ・・・。
難民キャンプに希望をみいだせず第三国へ。

9月下旬。カレン難民18名の来日時期でもあります。
昨年の第一陣来日からあっという間に一年。
昨年のBS11出演解説映像のご観笑はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=-sSKCcpIT3g
第三国定住制度に関しては色々言いたいことがありますが
今は荒波たてないように・・・(笑)。
(所で今回の定住先は今度こそ~松本!?)

こうして第三国定住制度がすすめられ、
家族がバラバラになっていくという現実。
幼なじみや兄たちが次々とキャンプを離れていく中、
ダラツー君はどんな将来の道を選ぶのか。
「家族とは、故郷とは」
揺れ動く17歳の少年の心―

『OUR LIFE 2~故郷(仮)』
博士論文『難民キャンプのエスノグラフィ(仮)』の執筆と
同時進行中なので映画完成は卒業時になりますが、
物語の展開、ダラツー君の成長をお楽しみに!
―――――――――
*「OUR LIFE~僕らの難民キャンプの日々」九州初上映!
【日時】2011年10月2日(日)
【上映】10:00 13:00 15:05
【講演】11:30 14:30 (SVA 甲斐之彦氏)
【場所】iichico総合文化センター 映像小ホール
【主催】シネマステーション大分、大分市、JICA九州
詳細はこちら→http://oita-kokusai.jp/

『OUR LIFE 2~故郷(仮)』撮影開始。

早速新作のファーストシーンとラストシーンを決定。
それほどいいシーンに出会えて、映画化に向けて始動しました。

これからダラツー君の旅立ちの時まで、
しばらく難民キャンプと近隣の村で撮影続行予定でいます。
彼と一緒にいれる時間、
一瞬一瞬を大切に過ごしていたいと思います。

IMG_3573_convert_20110827202420.jpg
(ダラツー君一人ではじまった『OUR LIFE』Part1のDVD鑑賞会、そのうちに人が続々と集まってきました。小さい子どもたちが最後まで観てくれたのにはびっくりでした。皆、ありがとう!)

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プロフィール

chestpass

Author:chestpass
直井里予(なおいりよ)
1970年生まれ。博士(地域研究)/映像作家。京都大学東南アジア研究所機関研究員(2015年4月〜)。龍谷大学非常勤講師(2016年4月〜)。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程修了。1998年からアジアプレスに参加し、ドキュメンタリー映画『昨日 今日 そして明日へ 』(2005)や『OUR LIFE』(2010)などを制作。2011年から京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科に編入学し、『昨日 今日 そして明日へ2(第一部 アンナの道 ・完全版、第二部 いのちを紡ぐ) 』(2013)を製作。現在、ビルマ難民映画『OUR LIFE 2~夢の終わり(仮)』と『バンコク物語(仮)』を制作中。書籍に『アンナの道~HIVとともにタイに生きる』(岩波書店)がある。
Contact: info@riporipo.com

→公式ホームページ

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